Mi viaje a Sudamerica             
                 


 旅の準備
目的地 是非行こうと思っていたアルゼンチン。タンゴの都会ブエノスアイレス
フォルクローレの田舎,大草原パンパ。イグアスの滝も外せない。
アンデス山脈も見たい。チリの南部パタゴニアの雰囲気も感じたい。
せっかくの南米,マチュピチュは絶対だ。希望はどんどん膨らむ。
お仕着せツアーは論外,しかし若者バックパッカーの様にはいかぬ。
心臓の悪い妻も長期間ほっとく事はできない。
結局,5カ国12ヶ所の場所と,期間1ヶ月にしぼった。

時期の決定 1999年に55才で退職した時,すぐにでも行きたかったが,
英語の通じない南米の事,これ又前からやってみたかったスペイン語
を少しでもと習い始めた。広い南米,暑い所,寒いところ,雨の時期
氷河,色々ある。現地のサマーシーズンの混雑も避けたい。現地の
初夏が最適だろう。色々検討し,2001年10月出発と決めた。
しかし,切符を手配に行こうかとしていた2001年9月11日,
あのニューヨークテロで世界中大騒ぎとなり,あえなく計画延期。
2002年初頭から,肝心のアルゼンチンは経済危機で,
騒然とした街の様子がTVから流れてくる有様。
こうして旅の実行は,2003年10月14日から11月13日の1ヶ月となった。

航空券 南米往復の方法は幾つもあるが,選んだのはロスアンゼルス発着の
ランチリ航空。アルゼンチンまでの往復が$850(¥93,500)
”Visit SousAmerica Pass”というプロモーションチケット。
そして成田LA往復は,大韓航空¥49,000。各地空港手数料など入
れても総計16万円以下で,往復できる。ランチリのこの航空券,
”オープンジョーのストップオーバー”?!,(なんじゃこりゃ?)
往きはブエノスアイレスまで行き,各地を自分で廻り,帰りはチリの
サンチャゴから乗る事が出来る。そしてマチュピチュに行く為に
ペルーのリマで,寄り道ができる。
私の旅程での格安は,このチケット以外に無いはず。
この組み合わせだと,往きのLAでの乗り換え時間は5時間とれ,充分
途中休憩がとれて,ブエノスアイレスまでの長距離もなんとかなる。
南米に入ってからの各地移動は,正規運賃で現地手配。
(時間をかけて探せば,国内移動も安くなる方法はありそう。)

予約手配 長期の為,予定変更の可能性もあり得るので,
日本から予約しておいたのは往復チケットの他は以下の通り。
 1:どうしても泊まりたいイグアスのホテル
 2:到着初日のホテルと最終日のリマのホテル。
 3:氷河観光の為の3日間のツアー(ホテル,船,送迎)及び
   参加する為に指定された飛行機便
 4:マチュピチュ観光の為の飛行機とツアーを,チリの日系旅行社に
   手配してもらい,チリでバウチャーを受け取った。
ほとんどはインターネットのやり取りで済む。
他の多くの現地宿泊と移動は,ブエノスアイレスで日系旅行社に頼み,
残りは自分で現地で手配。
持ち物
   ・ ビザ




   ・ 薬


  

   ・ 茶






   ・ 下着




  
   ・その他

私のルートでは基本的にビザは要らない。ただブラジルへの出入りに
大きな荷物を持っていた場合,アジア系運び屋と間違えられビザを
要求される場合があると聞き念の為,ブラジルビザを取っておいた。
イグアスの滝見学の日帰り入国では要らない。

念のため,強力な下痢止めを処方してもらった。出張等が多く経験
的にほとんど腹を壊さなくなっていたが,一人旅の万が一の為。
(予防注射)黄熱病だけはやっておいた。私のルートではイエローカードは
要求されないが,黄熱病はかかったら根本的治療法がないそうだ。

水で煎れる緑茶パック。これは役に立った。暑く乾燥した所で喉が
乾く。ただのミネラルウオーターやジュース,コーラ類のがぶ飲みは
飽きるし腹をこわす。
これをミネラルウオーターのペットボトルに突っ込めば出来上がり。
ただ,取り出せないのでそのうちに”青汁状態”になるのが玉にキズ。
 ついでに自家製梅干20個。私には酸っぱい必需品。

長旅の一番の悩み。毎晩洗濯をしたとしても乾かない。第一,南米迄
洗濯しに行くわけじゃない。
今回は,百円下着を12組持った。二日に1回各地にはき捨ててくる。
荷物はだんだん軽くなり,ホテルの洗濯代より安い。
(”物を大切にしなさい”といわれ育ったUsazito 心苦しいが,ゴメン)

*日本の爪楊枝は世界一の品質。何かと尖った物が欲しい時がある。
*(筆ペン):今回持って行かなかったが,漢字を書いて見せるとガイジン
 には受ける。それだけでもコミュニケーションが深まる。お勧めです。
* 千代紙(折り紙),同上。小さなお土産代わり。
インターネット 短波ラジオを持って行ったが,出番は無かった。
氷河見物の3日間以外は,どこに行っても”インタネット屋”があり,
メールのやり取り,日本のニュース(動画)が見れた。
しかし,日本語が表示できない,出来ても打てない所がほとんど。
自宅でYahooメールの日本語画面を印刷して持って行ったのは正解。
日本語が表示されないと,ボタンが分からない。
通貨レート 出発前のレート

      ・ USD         1   (ドル)
      ・ ¥        110   (円)
      ・ アルゼンチン 2.9   (ペソ)
      ・ チリ       659   (チリペソ)
      ・ ペルー     3.48    (新ソル)
      ・ パラグアイ  6240    (グァラニ)
      ・ ブラジル    2.9    (レアル)

* 各国の忙しい移動で,間違えやすい。特に”桁”を間違えなければ,
   よし としよう。(チリ以外)は,物価はかなり安い。