Mi viaje a Sudamerica             
                 

1:出 発 (10月14日)

「さあ行くぞ,遥かブエノスアイレスへ!」
 と,思わず気合の入った旅立ちである。
爽やかな秋晴れの朝,妻も子供も捨てて(?),不肖Usazito 念願の南米行がスタートした。

                      
成田発ロスアンジェルス乗換え,リマ,サンチャゴ経由ブエノスアイレス行,約30時間の行程だ。
成田でPETの緑茶を2本買い込み大韓航空のKE001便に乗り込む。
長旅には緑茶が一番。コーヒー,コーラやジュース類ばかりでは腹をこわす。
 ところでさすが大韓航空、機内食にビビンバがでた!
乗客の韓国からの人達も嬉しそうにコチジャンをのせかき混ぜている。
私もこれが最後のオコメかと,一緒にかきまぜ有難くいただく。
 こうして私の南米旅行は、本場韓国ビビンバで始まったのだった!
禁煙ガムと喉飴,緑茶で必死にタバコを我慢し早々に眠り込む。

予定どうり朝8時すぎに、ロスアンジェルス空港に到着。あのNY9.11以来か,
到着ホールも少しざわつき、緊張した雰囲気が感じられる。
 乗継便の出発まで充分な時間をとってある。
朝の身支度と,軽くストレッチなどして,ゆっくりとコーヒーを飲みながら
しばし休む。外ではあるがタバコが吸えるのが有難い。
 
                       
さていよいよ南米路線,ここからが長い。LANチリ航空にチェックイン。
出国審査は,セキュリティチェックが厳しい。靴まで脱がされるのはまったく,クツ辱的ダ!
なんて言いながら,LA601便に乗り込む。 午後1時出発。
飛行機はエアバスA340,夫々のシートに液晶TVがついてかなり新しいきれいな室内,
シート間隔が少し狭いのが難点だが,LA,BsAs往復が$850.-の格安なのでガマン。
すでに機内は,スペイン語がメインのラテンモード。
私に聞き取れるのは英語が4割,スペイン語が2割以下だろうが、
もうこれに乗ってるんだから,アフリカに連れてかれることはないだろう。
                                                                                                           
長い長いバハカリフォルニア半島の上を抜け,洋上に出て最初
の中継地ペルーのリマを目指す。
夕食後寝込んでいたら,飛行機がガタンと揺れて目が覚めた。
アナウンスが何か言ってる。
「◎×▲?◇エクアドル!☆?Щ@」 ・・・・? 
「あのガタンは、赤道を越えたんだ!赤道祭りでもやるのか?」
と喜んでいたら,
単なる乱気流注意だった・・・。
 
                       
深夜12時,リマに到着。空港ターミナルで一服。 フッーウー!助かる。
1時間後、再び離陸。次の目的地はチリのサンチアゴ。 だいぶ遠くまで来た。
明け方6時過ぎサンチアゴ到着。多くの乗客はここで降りていく。 私はまた一服,あと一息だ。
8時,飛行機は交換され,いよいよ最終目的地 ブエノスアイレスへ向けて出発した。