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 1: ある若者の旅    - 日本からポルトガル迄,自転車をこいで!−

     
       旅行記ホームページ        夢の力:ユーラシア大陸横断サイクリング
       筆者(島崎敏一君)ブログ     ツナ日記
 
ある若者(Usazitoの友人の甥)の素晴らしい旅とその記録の紹介です:
 
22歳の若者がたった一人自転車をこぎ続けて,長野県の伊那谷の村からヨーロッパの
西の果て,ポルトガルのロカ岬まで行ってしまったリアルタイム道中記です。
地球を半周する距離21000Kmを,様々な体験を重ねながらの連続17ヶ月に及ぶ
若さ溢れる壮大な旅,”夢の力”の実証でした。
 
友人からこの若者がこの旅を始めたと聞いた時,「大丈夫なのか?」と二人で心配した
が,彼はすでに中国を走り,ベトナムに入っていた。
その後,時々「今何処かな?」と彼のホームページをのぞくたびに,わくわくドキドキ,
ひえーっ!と驚き,感心し,感動していました。
その様子は是非,リアルタイムで送られた彼のページを,見てやってください。
 
この旅を「夢の力プロジェクト」と名づけた通り,伊那谷のキャンプ村で指導する子供達
と”夢”を共有し,自分の夢の実現の過程と実証を通して,自分と子供達の更なる成長に
役立てたいという大きな目的を抱いて,21000kmのサイクリングを実行したと言う。
 
パキスタンの谷間の村での一ヶ月の滞在をハイライトに,行く先々の何処ででも現地の
大人,子供達にすぐに溶け込み,体験し,感じ,考え,そして多くを受け又多くを与えた
屈託のなさ,明るさ,やさしさ,感謝,豊かな感受性,好奇心,そしてバイタリティ!!
まさに,まばゆい若さが輝いています。
 もちろん,長い行程の中では数々の苦難にもあったようです。
テング熱(?)に倒れたり,蜂の大群に襲われたり,何度もお腹をこわしたり,
故なく石を投げつけてきた現地の不良達と取っ組み合いしたり,
野を越え,山を越え,水溜りにはまり込み,雪の峠を越えたり,烈風に難行したり・・・。
しかし,それらにめげる事なく明るく逞しく,楽しく進んで行った。
 
自転車とキャンプと旅とに対しての,限りない愛着と技術と知恵をベースに,
自分と世界への可能性とやさしさを持ち続けてやりとげた,素晴らしい旅だったろう。
 
還暦過ぎのUsazitoも改めて,”夢の力”の素晴らしさを教えてもらいました。
 
       マルコポーロの”東方見聞録”よりも
       "天正遣欧少年使節"の旅よりも
                              スゴイ旅だ!
 



    



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