Mi viaje a Sudamerica             
                 

13:  マチュピチュ遺跡−2  <ペルー> (11月9日)


< 中央大広場 > 都市部の約1/3の面積を占める広場や,美しい幾何学模様を見せる壇。
          マチュピチュの都市景観の美しさとゆとりを際立たせるものだ。
          インカの人々がこの広場に集まった時,どんな有様だったのだろうか?
          そしてその人達は何処に消えていったのだろうか?


【 広場の奥,ワイナピチュへの登り口 】

【 リャマの治療が行われていた 】

遺跡を歩き回ってみて気付いたのだが,傾斜地
や登り下りが多いのに,坂道はほとんど無い
上下は必ず立派な石の階段でつないでいる。
市街地内では,起伏は何段にも平らな壇を重ね,
傾斜やでこぼこは無い。
 先に見てきた段々畑もまさにそうだが,
狭い山頂の土地を,徹底的に有効に安全に,
広くそして美しく利用する。

  インカの人々の技とセンスに感動だ!
【 市街地入り口から,広場方向 】


< マチュピチュの雷鳴 >

   素晴らしい天気に恵まれ,憧れのマチュピチュを夢中で見てまわった。
   まるで子供の頃の,”秘密基地の探検隊”遊びのように。
   午後2時,遺跡の全てはまだとても見きれていないが,帰りの時間となってしまった。

名残り惜しみながら下山バスの乗り場に向かおうとした時,
マチュピチュを囲む東側の峰々の上空が,にわかに黒雲で覆われ空の半分が暗くなり始めた。
パラパラと大粒の雨が降り始める。


そしていきなり,上空の黒雲から谷の向こうの峰にむかって,目もくらむ稲妻が走った!
”ダッァーン!!” という雷鳴一発,マチュピチュの山々と谷間にこだまする!


なんという,最高な演出だろう!, マチュピチュの神様も粋な神様だ!
不肖Usazitoのこの旅,最後のハイライトを祝ってくれるかの様な,まさに打ち上げの一発!


            ありがとう!そして さよなら,マチュピチュ!
  
                         




 
素晴らしいマチュピチュだった。

クスコに戻り一泊して,帰国の為首都リマにもどった。